おこじょさんと30女道

おこがましくもアラサーを名乗る30女おこじょとその周辺人物たちの恋愛と結婚とお仕事を綴るなど

玉の輿あきらめました~おこじょの杞憂②~

近ごろ発売日を心待ちにしている雑誌。それは

ダイヤモンドZAiと日経マネー

であります。

 

 

愛読誌がBAILAでもELLEでも独女の夢(?)ゼクシィでもなくマネー誌だなんてキラキラどころかギラギラで怖い。合コンはおろか女子会でも言えない。
平気で深夜のコンビニATMでお金をおろし、ちょっとした距離をタクシーで移動するようなユルガバな経済観念だったワタクシが四季報オンラインの会員にもなった。
経済ニュースも欠かさず見ている。というのも・・・

わたし、玉の輿あきらめました!!!

悲しいけれど物心ついた時から「自分はお金を作らねばならない身だ」と薄々思っていた。
学芸会では幼馴染の美少女Mちゃんがいつでも主役。
わたしはいつだって「白雪姫に付き添う小人」であり「シンデレラを助ける魔法使い」。

「私、お姫様にはなれないんだ…」

お金持ちでキラッキラな王子様はいつだって私の前を素通りする。

未婚のまま30になった今、さらにそれを感じている。
婚活を始めた時は仕事も辛かったしまだ20代だったから
「高収入な旦那と結婚できたら、仕事もゆるっと気楽にやればいいや」
そんな淡くて汚い願望があったことを正直に告白しよう。

んで、現実はというと・・・
ツイッターに書いた時、諸々反応をいただいた記憶があるけれど
若さもとりえもない平凡な私が必死で頑張ってGET出来る(出来た)男性の属性は


■大手企業の子会社・系列会社の正社員(たとえばトヨタ△△、ソニー■■、JAL●●みたいな)→つまり本社ほど高給にならない
■MARCH出身→同期の中で秀でた期待の出世頭!ではなさそう(失礼)
■年収500万前後→都内で子育てしながら生活するなら共働き決定(そのつもりだけど)

このラインが今のところの自己ベスト。
神様ありがとう。これ以上贅沢は言わないわ、御の字。

不倫や単なる遊びの誘いとなるとさらなるお金持ち、ハイスぺさんも出てきたけれどそれらは所詮ルール違反。負け惜しみではあるけれど、ある一定の年収を超えるとまるで決まり事のように「浮気率」がグインと上がることも肌で知った。多少ブサでも薄毛でも女の子が寄ってくるようになるし、また囲えちゃうんだよね・・・(遠い目)
彼らの妻や本命さんは私にはない「若さ」や「圧倒的な美」に加えて、いろんなオイタ(古)に目をつぶれる器も兼ね備えているという、これTHE現実。

玉の輿争奪戦から即退場。いや、参加資格さえなかった。

やっぱり誰かのお金で遊んでは暮せないんだな、
自分でお金を作って生きていく人生なんだな。

人生イージーモード側に生まれなかった悲しみをくうぅと噛みしめ
改めてお金に対する覚悟を決めざるを得なかった2016年冬。

知識がないまま博打のような株投資やFXに手を出す予定はない。
独身の身で投資用マンション買っちゃう気もない。
でもこの先延々と時間と体力を削って切り売りしながら働き続けるのも違う気がする。
だから今のうちからお金の勉強はやっといて損しないなって思っていて。
なんせ婚活より楽しいし・・・(現・実・逃・避?)

かつて買いあさった多数の婚活&恋愛本を売り払い、彼とのデートもそこそこに
ひとりマネー&経済本を読みふけっていた三連休でした。