リアル「できしな」in 赤坂
久しぶりのブログUP。
本業が忙しく、そして副業でお堅いジャンルのライターをしていたのもあって私的なことをしたためる余裕がありませんでした。
ハイ、半分嘘です。
特に恋、婚活がらみで書けることがなくてネタ切れしていました。
もう合コンも行ってないし、彼氏ともなーんも無いしね。
彼氏ともなーんも無い。
半分は本当で半分嘘です。
表面上は喧嘩をするわけでもなく浮気されたわけでもなくいたって平和。でも私の心の中ではちょっとした変化がありました。
「彼は彼氏であって、まだ旦那候補ではないかもしれん」
私のイケないクセ。長い目で見れないこと。全てにおいて「ジャッジ早すぎ」と昔から言われてきたっけ。
ただ、薄々分かっちゃった。
家庭環境、価値観、そして関係ないと思ってた年の差。
きっと私はこのまま結婚したら「やっぱりそうか」って後悔する。
「もっと素敵な人が♡」なんて甘いこと言ってられないけど、もうどうせイッチョマエに高齢独女なのだから、とことん合う人と結婚したいのです。
もし、今の彼と私が成長してさらに「合う人」になれば良いのだけど重い腰を上げて、いろんな可能性をもう一度面倒くさがらずに丁寧に探していこうと思っているわけです。
ここから本題。(前置き長くてスミマセン)
そんな心理的新スタートを切ろうとしていたある日、恋バナ大好きかつ毒舌な知人(バツ2アラフォー男性)と再会、近況報告がてら飲みに行ったのですが・・・その内容を友人に喋ったところ
「なんか某ドラマの中のやり取りみたい(決して褒めてない)」と言われたので
記憶の限り書き出してみようかと思いまして。
ちょっと長いのですがお付き合いくださいまし♪
―― 6月 都内・赤坂 PM9:00 ――
バツ2「あの彼とは結婚できなさそうやな!アハハ。つーかさ、そもそもおこじょってどんな男が良いん?」
おこ「え…。そうですねー、誠実で働くのが好きな人かな」
バツ2「誠実って…浮気せーへんってことか?それなら浮気したくてもできへんような冴えない男でも別にええってことやんな?」
おこ「まあファッションとかはダサくてもなんとか。でもキモいとかは…」
バツ2「ははーん。結局お前イケメン好きやろ!それでめっちゃ誠実って…結構ハードル高いで。あと働くの好きな人って今流行のイクメンにはなってくれへん可能性もある。俺のまわりの仕事好きなやつ、稼いでるやつの奥さんはほぼシングルマザー状態やなぁ。家事や子育ては奥さんに任せっぱなしって感じに見えるわ。ま、俺も1回目はそんな感じで離婚してるけど」
おこ「私もずっと働くつもりなんで…ちょっと全部任されると…うん、キレますね!確実に」
バツ2「(苦笑)そうやと思うわ。おこじょは…できもせん我慢を途中まで無理して絶対どっかで爆発しそうやもん
バツ2が藤木直人だったらムカつき50%down↓だったのに。
バツ2「てことはや、稼ぎも仕事もフツー、もしくはちょっと微妙やけど、夜6時には帰ってきて子供の世話してくれるような人がいいんちゃうん。でもどーせ…
そんな男ツマランとか言いよるんやろ!!!」
早くも完全にぐうの音OFF!!!
おこ「いや…ね。夫婦の相性ってふたりの野心の強さとか価値観が似てる方が長続きするってどっかで見たんです!私もある程度は仕事頑張りたいからなんか仕事ができないとか向上心無い人を尊敬できないっていうか…」
バツ2「野心、向上心、か。それってどうやって測る?起業したいとか言ってたら向上心あるんか?そんな若造いっぱいおるで。たとえ今の会社で光る企画書1枚作れなくてもな。
あとホンマに野心家で成功するヤツ、全員とは言わんが本気で芸能人みたいな女狙ってる場合も少なくないで。奥さんCAとか元モデルとかザラやしな。あとは学校のアイドル的存在だった同級生とか」
おこ「トロフィーワイフってやつですよね。どうせ私はもう若くないし目を見張る美女にはなれないですけど(いじける)」
バツ2「ノーコメント。ブスではない、とだけ言ったるわ!カカカ!!」
飲みかけのビールを顔面にぶっかけ♡したい衝動をこらえる。
おこ「なんていうか、夫婦ってチームワークが大事っていいますよね。別に相手の庇護下に置かれてただ愛でられたいとも思ってなくて。
だからお金持ちに養われたいとか、年上の経験豊富な人に依存するとかも違うなって。
かといって今の彼みたいにただ可愛いが取り柄の年下もどこか頼れなくてフラストレーション溜まってて。生んでもないのにお母さんみたいになるの嫌です。
年齢や経済状況はさておき、対等でいたいんです。友達、親友みたいな夫婦が理想です。」
バツ2「ふーん。つまりはどーゆー人なん?」
おこ「年齢が近くて、学歴とか育った環境も似てて…あ、親が共働きだった人とかいいなって思います。私の仕事も理解してくれそうだし。一緒に手を取って頑張れそうな人。さっき野心って言いましたけど2人で大富豪になるとか40歳でリタイアしてハワイ移住とかしたいわけじゃないんです。ただ、ちょっといい家に住みたいとか、みすぼらしい生活はしたくないとか、50歳になった時にお互いその業界や会社でみんなに頼りにされている存在になっていたいとか…」
バツ2「まー否定はせーへんけど。つまりはみんなからカッコいい!ステキ夫婦!みたいに思われたいっちゅーことやんな」
おこ「……。そういうつもりじゃなかったんですけど。でも見栄っぱりなのかな」
バツ2「うん。ええかっこしぃかもな。他人軸が入ってる。でも個人的にはそういう欲も必要やと思うけど。んでそういう男ってどんなタイプやと思う?」
おこ「……。同じく見栄っぱりな部分があるかもしれないですね」
バツ2「やろー。またさっきのトロフィーワイフ思考なヤツらの可能性に戻ってくるな。全員とはいわんけどね。その頑張りたい彼におこじょは何をあげられるかってのも考えなあかんしね?正直可愛いだけでも結婚つづかんしな。
あと気になるのが最初にゆーてた条件が誠実やったやんか。だから本当は安定とか安心も手放せないタイプなんちゃうかな、とも思うけどね」
ず・ぼ・し☆
おこ「そうですね…。ぶっちゃけ安定を望んでいる自分がいます。若干自分がフワフワした業界にいるので…お堅い企業のサラリーマンの嫁とかいいなって。サラリーマンだからって安定してるとはもう言え無さそうですけど。
経営者やマスコミ関係にありがちな交友関係華やかな人も苦手なんです。むしろちょっと友達少な目の草食エンジニア男子みたいなのもいいかなって」
バツ2「なんか思ったより価値観が昭和(笑)さっきまでの野心うんぬんは何やったん?
なんか結婚できてへん女の子の典型やな。あ、気分悪した?ごめん。
おこじょさっきから俺の質問に対してちゃんとした回答してないで。
ところどころ矛盾してる。清純派のAV女優って言葉ぐらい矛盾してる!」
おこ「・・・声デカいっす」
バツ2「そもそも自分で何が欲しいか分かってないんやったら出会えへんで。
ほら、ここみたいな居酒屋やって“とりあえず安くて美味しいのひとつ!”
ってオーダーされてもお店の人困るわ!ギャハハ」
ゴンゴンゴーン!私、KO負け!!
その後話題が変わり、バツ2兄さんが最近狙っている20代受付嬢の話(たぶん脈なし)をアタマ真っ白な状態で聞き流したのち解散。
毒も愛も(?)ある鋭いツッコミを胸に、神様への「旦那様オーダーシート」を書き直そうと思ったのでした。