おこじょさんと30女道

おこがましくもアラサーを名乗る30女おこじょとその周辺人物たちの恋愛と結婚とお仕事を綴るなど

沈黙は色気の泉ナリ

学生時代からの男友達に誘われて行ったとあるパーティ。
社交的に見せかけたビビリの私は
端っこでグラスを持って文字通り
壁の花ならぬ雑草になっておりました。
見知らぬ人ばかりで
とりあえず笑って頷いてみたり。

帰り道、男友達がケタケタ笑いながら
「さっき知り合いたちがオコジョのこと、
色っぽい人だって言ってたぞ。
ほんとウケる!」

ふたりで爆笑。

旧友誰もがよーく知ってる
「おこじょ色気ねぇぞ」問題。

大学時代からオチ担当。
大人しい美女の隣のガサツな子。
自分も「色気不足」だと自覚しておりました。
それがコンプレックスでもあり
変にキャラにして開き直っていて。

そんな私でもここ数年徐々に
「色気ある」と言われることが
ちょいちょい出てきたんですよ。
泣きそう。調子乗っちゃう!!
(まぁガサツさは治ってないんですが)

でも何でなんだろうなー
単に老けたかなー
と思ったりしたんですが
一つの理由に気づいたんです。

「ベラベラ喋らなくなったこと」

おそらくこれに尽きる。

そういや周りの色気ある女性、
いや男性も口数少なくないですか?

学生時代やアラツー私は
かなりマシンガントーク女でした。
ギャーピーしてました。
ビビリで小心だからこそ沈黙が怖くて。
美人でもないし、ブスはとにかく明るく
みんなを盛り上げなきゃ!とかいじらしいこと思ってたんでしょうね。
でもそれ男には通じないしウケない。
女にもナメられるだけです。ちーん。

今も癖でたまにそのスイッチ入ります。
でも昔程しなくなった、いや出来なくなったんです。
三十路だからか疲れる。
聞いてた方が楽。

女性の悩みのテッパン(?)
「好きな人には好かれて、
どうでもいい人に好かれる問題」も
この「言葉数と色気反比例問題」に
通じてるんじゃないかと思うんです。

言葉数が増えるのは
単に相手と親しい場合だけじゃない。
むしろ緊張したり意識するほど
気に入られたい、盛り上げなきゃって
思うほど喋っちゃう女性って私だけではないはず。

おフェロメイク(笑)を研究するより
エクササイズでバストアップを試みるより

とりあえず黙って笑うこと


を身をもってオススメします。
(エラソーにすみません!土下座!!)