おこじょさんと30女道

おこがましくもアラサーを名乗る30女おこじょとその周辺人物たちの恋愛と結婚とお仕事を綴るなど

おこじょの黒歴史~既婚者との恋編~※時事ネタではなく実話です

今更ベッキーネタかい。

と思われそうですが、私の話。
書こうかどうか考えたのですが
昨日「活字中毒」の話を書いた中で
ひとつ嘘ついた事があったので
自戒の念と、もしかしたら今この瞬間
婚外恋愛に悩んでる方がいらっしゃるかもと思って、昔話をば。

20代の後半の一時期、
既婚者と聞かされないままある男性に
ハマったことがありました。
ゲスの極み、先取りですよ。
相手は5歳上、某大手企業に勤める
ラガーマンのイケメン。
いつも美味しいものを食べさせてくれて、話も面白くて。
初めてのデートの時にバツイチって
打ち明けられたけれど、そんなのどうでもいいって思えるほど大好きでした。

でも、ある日ふと気になって聞いてみたんです。

「前の奥さんと、いつ別れたの?」

いつも冷静でハッキリものをいう彼が
一瞬答えに詰まったのがわかった。
いや、わかってしまった。
女の勘って怖いですね!!

え?嘘でしょ?落ち着け自分!!

彼は重い口を開いてこう言いました。
「おこじょ、ごめん。騙すつもりなかった。今実は離婚調停中なんだわ」

泣いた。
彼のマンションにも携帯にも
本当に女性の影がなかったし
てっきり数年前に離婚届出してるって
思ってた。

「ちょっと考えさせて下さい」

その日から毎日泣いてました。
年齢もアラサーにさしかかってて、本音を言うとその彼と結婚したかった。
離婚調停中なら、ちょっと待てば問題ないんじゃないか、でも嘘つかれてたのは許せない、でも好き。
(ポエム風キモくてすんません)

その一方で「離婚調停中」という言葉さえ疑ってる自分がいて。

んで、ハゲるほど悩んで出した答えは
「別れ」でした。

なぜかというと。
不倫してる女性のブログを山ほど読み漁ったら全員もれなく不幸な結末だったから。

今、もし婚外恋愛や不倫の入口に
立ってる若きお嬢さま方、
もしくは絶賛渦中にいる姫君には
是非是非「不倫 ブログ」で検索して
世の経験者たちの現状を読みまくることをオススメします!!

「妻と別れると言われ続けて気づいたら39歳。彼の子を宿した瞬間、中絶を迫られてその後捨てられた」

「42歳で捨てられ一人ぼっち。彼は孫との幸せそうな写真をFacebookに上げてる」

「もうすぐ離婚が成立すると言っていたのに煮えきらない彼。とうとう家に乗り込んでいったら妻が激怒で訴えられ、実家の親も巻き込んで大騒動に。彼は妻の元に戻り、その一件で精神科に通っている」

こんなのザラ!!!
序の口ですよ!!

そのブログもさかのぼってみると
「カレが本当に愛してるのは私って分かってるよ」
「今週末こそダーが鬼嫁に話を切り出すんだって♪」
みたいな希望あふれる惚気やラブポエムが胸焼けするほど書かれてるんですけどね。

とにかくみーんな結末はほぼ同じ。

■アラフォーで捨てられる
→その後引き取り手ナシ
■中絶させられてる
■離婚を口にしていた彼は妻へ戻る、もしくは妻と別れても別の女へ走る
■精神科のお世話になる
■略奪したものの再婚してもらえず

ふぇぇぇぇーー!ツラーー。
私には無理無理無理。
不倫ブロガーの皆さん、気づかせてくれて本当にありがとうございます!

ベッキーみたいに卒論提出を待ちたい気持ちをバッサリ断ち切れたのは
私の意志が強かったとか、倫理観云々じゃないと断言できます。単に「自分の身が可愛かったから」です。

潔く別れた後の虚しさや悲しさは
ひたすら本を読み漁って耐えました。
彼のことを考えそうになったら
他の物語に没頭して、
恋愛小説読んで新しい恋を夢見て。

だから昨日のブログを訂正します。
本当はいまは人生3回目ではなく4回目の「活字中毒期」です。